奥宮
岡山県重要文化財・天正八年(1580年)創建
里宮から、木山寺の参拝道の標識に従って車を走らせること約7分、真言宗別格本山木山寺のすぐ横に、木山神社の奥宮があります。昭和37年に今の木山神社の場所へ遷宮(神様のお引越し)するまでは、この奥宮が木山神社でしが、元々、木山神社と木山寺は一体の神仏習合の「木山宮」でした。
古くは「木山牛頭天王」とも言われ、室町期には赤松義則・尼子晴久・宇喜多秀家・森忠政からも信仰を受け、寄進もされた記録が残っています。
建物は天正八年(1580年)に建てられたもので、岡山県の重要文化財にも指定されています。また、奥宮境内地内の随身門は真庭市の重要文化財、随身門のなかに安置してある門客人神像も岡山県の重要文化財に指定されています。
奥宮には今も木山寺と同じく、牛頭天王が祀られています。木山寺と併せて、両山参りをしてみてはどうでしょうか?
木山神社の由緒・境内社
木山神社の由緒
木山神社の創建は、弘仁七年(816年)と伝えられており、京都祇園の八坂神社の御分霊をお祀りしており、厚く崇敬されてきました。
境内社
「善覚稲荷神社」 と「天満宮」がありこの神々と共に学業成就・商売繁盛 などの御神徳もあり、県内・県外問わず多くの方に深く信仰されている神社です。