境内社 | 木山神社|岡山県真庭市|創建千二百年

境内社

境内社

善覚稲荷神社

国登録文化財
善覚稲荷神社本殿及び拝殿 

古くは社号を「善覚神社」と申し上げていた神社で、昔 小山善覚坊という修験者がおり、この善覚坊が伏見稲荷から勧請した稲荷神を拝み、霊感を使ってましたが、神の力が強くなり過ぎ、善覚坊の力では抑えきれなくなり、現在の奥宮と木山寺の間に社を建てて祀ったのが「善覚神社」の始まりと言われています。

木山神社と同様に、善覚稲荷神社の霊験のたかさも古来より有名で、江戸末期から明治にかけて県内各地に善覚稲荷の信仰は広がっていきました。

善覚稲荷神社ご祭神

御祭神は倉稲魂命(うかのみたまのみこと)を始め、赤衾衣奴大住日子佐別命(あかぶすまいぬおおすみひこさわけのみこと)また、合祀した木山八幡神社の神や稲作に関わる神々五柱、猿田彦神など、計九柱の神々を祭神としています。 


天満宮

当社での創建年代不明なことが多いのですが、安政七年に常夜灯と鳥居が奉納されていることから、幕末には境内社として祭られていたことがうかがえます。

ご祭神は菅原道真公をお祭りしております。道真公は平安時代の学者で、右大臣まで務められました。生前、道真公は英知に秀でていたことから、学問の神さまとして信仰を集めています。


木山神社の由緒・奥宮

木山神社の由緒

木山神社の創建は、弘仁七年(816年)と伝えられており、京都祇園の八坂神社の御分霊をお祀りしており、厚く崇敬されてきました。

奥宮

天正八年(1580年)創建の奥宮本殿と、奥宮随身門の随身像は、岡山県の重要文化財に指定されています。 また随身門の建物は真庭市の重要文化財に指定されています。